1974年、横浜新杉田に一軒の小さなラーメン店がオープンした。
とんこつと鶏ガラをベースにしたコク深いスープに特製醤油ダレ。
この一品が、やがて驚くほどの評判を呼び、横浜ラーメンの名店として世に知られ渡ることとなる。その店こそ、いま“家系”と呼ばれる全国のラーメン店の頂点に立つ「吉村家」である。
横浜のさまざまなラーメン文化の中で、ご当地にしっかりと根をおろし、しかも全国にその味を広めていったと言う点で、家系総本山 吉村家の存在は大きい。
今では店主 吉村実の味を受け継ぐ人間は、直弟子・孫弟子を含め300人にも及ぶという。
吉村実は言う |
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「“家系”っていっても、
なんとなくそう呼ばれるようになっただけ。
僕自身は生涯一軒の店を
しっかり自分の手で続けていきたい。
ラーメンの味だって、決めるのは僕。
常に一番美味いラーメンを目指して
進化させてるんです。
だから、絶対誰にも追い付かれる事はないと思うよ」
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徹底して自分の味にこだわる吉村社長が毎朝5時から仕込むラーメンには、その言葉どおりの圧倒的な力強さがある。極太麺にからむスープは濃厚にしてキレがいい。開店と同時に立ち並ぶお客様は一日平均1,500人。
“家系”というブランドを背負いながら、さらに美味を追求する吉村家のパワーは、これからも横浜ラーメンをリードしていくに違いない・・・・・ |